インド・タイ旅行11日目

11日目は帰宅日。
飛行機は早朝の羽田に到着し、高速バスで大宮まで移動し帰宅した。今回の旅の感想を簡潔にまとめると以下の通り。


インド
 -ぼったくりや詐欺まがいの行為は沢山あるが事前に知っておけば怖くない。
 -インドの良さは遺跡とかではなく人/文化にある。
 -カレー好きにはたまらない国。二度飲んで二度とも当たった、ラッシーはヤメテオケ。
 -また行きたいか?→行きたい。


タイ
 -スパ天国。旅の疲れをいやすため一泊して日本に帰るのもあり。
 -アユタヤにしか行ってないのでなんとも、、、でも食べ物は美味しかった。


費用は大体以下の通り
 -飛行機チケット 95000円
 -インド     31000円
 -タイ      9000円+16000円(スパ代)
 -その他雑費   4000円
 -計)     155000円


旅行代理店を使った場合(シングルでのインドツアーだと20万以上?)を考えると多少安上がりだ。今回はスパのせいで結構な額になったので次よるときは注意だな。
今回の旅のまとめはこんなところ。

インド・タイ旅行10日目

10日目は帰国日。
帰国日とはいっても夜9時発なので夕方までは何かできるわけだけど、流石に10日目ともなると特に焦って何かやりたいってこともなかった。昨日のスパに気分を良くしたので午前中は中華街散策、午後はスパに行くことにした。


ワットトライミット

破壊されることを恐れ、黄金の仏像に木造のカバーを被せ難を逃れた仏像が奉納されるお寺。なぜか中華系の人に人気らしく、寺院内は中華系の人であふれかえっていた。確かにきれいだけど、、、日本の木造の仏像になれるとなーんか違和感があるんだよね。
中華街はやはり中華街なんだよね。特筆することはなし。とはいっても1-2時間歩いていたので、ゲストハウスに戻った頃には10時くらいになっていた。チェックアウトし地下鉄を使ってスクムウィット駅へ向かった。


Oasis Spa
(写真なし)
ネットでの評判が良く、高級スパに分類されると思う。オープンで落ち着いた雰囲気、ちょっとどこか南国の雰囲気を感じさせる。頼んだのはスクラブ、マッサージ、フェイシャルトリートメントで150分のOasis Pampering。
シーソルトによるスクラブだったけど、ジョリジョリするだけでかなり微妙。ホットオイルによる全身マッサージは心地よかったけど、フェイシャルトリートメントは過剰とも思えるくらい長かった。フェイシャルトリートメントにかける時間をもう少しマッサージに回してもらいたかった気がする。
ひょっとしたらフェイシャルトリートメントが主体のコースだったのかもしれない。次は違うコースを選ぶべきかな。お値段はサービスチャージ込で3200バーツ也、、、高いっ!
とはいえ、頼んだタクシーが来なかった時の対応(スクムウィット駅まで送ってくれた)を含めて考えると妥当なサービスを提供するスパなのかな。でも、この価格だったらThe Royal Natural Spaの方が俺はいいかな。
その後はエアポートレールリンクに乗り換えて夜10時発の飛行機に乗り10日目を終えた。

インド・タイ旅行9日目

9日目はアユタヤ巡り。
朝6時に起床し歩いて1分のフアランポーン駅へ。この楽な移動を行うためだけにこの宿をとったといっても過言ではない。駅で戸惑うことなくチケットを購入し電車に乗り込んだ。もちろん言うまでもないが、インドと同様出発到着ともに遅れた。
トゥクトゥクの運転手が声をかけてきたが自転車で回る予定だったのでやんわりと断り、アユタヤ島へ渡ってすぐの場所で自転車を借りた。自分のペースでまわれる自転車に40バーツ払うか、トゥクトゥクで1時間当たり300バーツ払って一生懸命まわるではどう考えても比較にならない。もちろん、かんかんと照らす太陽と時折吹く熱風にしかめっ面するのは覚悟する必要はあったが。


ワットマハタート

ここには木の根っこに絡まれた仏像があることで有名みたいだけど、そんなことを知らないで行った最初の遺跡なので、ボロボロで大してみるものがないなというのが感想。たぶん、ビルマとの戦争の背景を知っていればもう少し楽しめたのかもしれない。


ワットプーカオトーン

アユタヤ島を出て北西に行くこと20分。一番高い遺跡ということもあって景色はよかった。途中野良犬に追われることもあったが、ゆったりと田畑のある景色をサイクリングするのもよかったかな。遺跡自体は大したことはない気がする、、、、


ワットローカヤスター

お眠り仏像。デカイの一言。珍しく売り子に言われるがままお供え物一式を購入してしまった。やはり仏教徒なのかね。
他にもワットプラシーサンペットとかを回ったけど、どれも似たような遺跡だったので飽きて4時くらいの電車でバンコクに戻った。偶然というか、たぶん、アユタヤには日本人の観光客が多いせいか、帰りの座席では向かいと隣りが日本の人たちだった。向かいの女性とは大して話さなかったのでわからなかったが、隣のタクヤ君は一人旅とのことだった。
一人旅の人って自分もそうだけど結構クセがある感じの人が多いんだよね。彼の話は面白かったな、本の数十分前にあったとは思えないくらい面白く話しだった。
夜はガイドブックに載っているスパに行くことにしていたので、フアランポーン駅からタニヤ方面まで徒歩で移動した。たまたま地下鉄使うってことだったのでタクヤ君と一緒に歩いて移動したんだけど、途中に雰囲気の良さそうなスパを見つけたので、そこで妥協することにした。タクヤ君とはここでお別れ。


The Royal Natural Spa

高級感のある落ち着いた雰囲気のスパで、たぶん、自分が東京に居たら入れないであろう場所であることは間違いない。選んだのはTheSignatureで、サウナ、スクラブ、マッサージの二時間セットで2200バーツ。
20分サウナで蒸された後に寝転ぶにしてはちょっと肌寒い感じだけど、きれいで安らぐ照明の配置された部屋でスクラブとマッサージをうけた。マッサージではスパ用のパンツは邪魔とのことなのでフルチンでマッサージを受けたが、時々当たるマッサージャの手に微妙に緊張したなのはここだけの話。ネットで見ると批判もあるようだけど、自分としては値段相応で良かったと思う。
マッサージを終えて外に出たら真っ暗の夜9時。流石にアユタヤで動き回って疲れたのもあって、地下鉄を使ってフアランポーン駅に戻ってゲストハウスに帰ってその日を終えた。

インド・タイ旅行8日目

8日目はタイ・バンコクへの移動日。
12時発の飛行機でタイへ移動するため朝7時に起きた後、ホテル前のレストランで軽食をとりチェックアウト。ちょうど乗合の車を空港までだすとのことで便乗することにした。乗合なのに結構な値段したんだけど、インド最終日で地下鉄まで歩くのもだるかったので妥協した。200Rs也。
空港まで一緒になったアスカさんという福岡からの方と話したが、女性で一人旅だとかでなかなか勇気があるなーと感心した。ネットを使い事前に予約を行って安全を確保したらしいが、やはりそれが正解なんだろうね。俺が女だったら怖くてインドなんか行けないな、、、、
それにしても、こんな子が彼女や奥さんだったらいいなーと思ったが、もちろんそんなこと言えるわけもなく、空港でバイバイしました。
一人旅寂しいねーといわれることはあるが、こういう出会いが面白かったりするんだよね。あとは自分でスケジュールを組めることが一人旅の利点。
タイへ移動時間は大体6時間。バンコクってすごい交通手段が多彩で便利な町なんだよね。エアーポートレールリンクの終点まで移動し、そこからタクシーでフアランポーン横にあるThe Train Inn まで移動した(MRTの存在を二日目に知って後悔したのは言うまでもない)。
予約なしで来たので不安だったが問題なし。というか宿の雰囲気に問題あり的なw いやこっちでは普通なのかもしれないけど、宿の横に売春斡旋的なレストランがあるのがどうかと、、、オーナーも同じ?みたいだし。とにかく着いてゆっくりしたら夜中9時過ぎててそこで食べるしかなかったんだけど、コーラ頼んだら超ミニの子が注ぎに来るしで、微妙に雰囲気に困ったな。
まぁ、どの国へ入ったときもそうだけど初日って一番緊張するよね。慣れている場所だったら9時くらいでも外に食べに行く気にはなるんだよな。この日の過ごし方は微妙にもったいないことしたかもしれない。
それにしてもタイの子はかわいい。ゲストハウス受付の子もかわいかった。これが外人補正というやつか、、、、、
そんなことを考えつつ眠りについて8日目は終わった。

インド・タイ旅行7日目

7日目はデリーへ移動。
5時半の電車に間に合わせるため4時に起床。駅までの移動手段をどうしようかと悩んでいたけど、ゲストハウスの外に出てみると結構人が歩いてて、普通にオートリキーシャを捕まえることができた。

ゲストハウス前

夜は10時くらいでも人は多く店も開いていたが、流石に早朝はすべて閉まってた。移動費50Rs也。人力より20Rsアップちょっと高い気はするが、送ってもらった場所が反対側のホームで乗る電車に近かったことからOKとする。
ニューデリーまでは6時間ちょっとで到着。あり得ない話だが予定通りの時刻に着いた!メインバザールを通ってその日泊まるコテージイエスプリーズへ。メインバザールは特筆すべき点もなく、お店が立ち並ぶ通り商店街といったところかな。ちなみにコテージイエスプリーズはWiFi有料だった。無料とガイドブックにはあるけど有料だったね。
午後はオールドデリーでも見てまわろうかと考えていたわけだけど、バラナシとアグラを見た後ではぜんぜん行く気になれなかったので、政府公認のエンポリウムというお土産屋で買い物して終えた。
ちなみにこのエンポリウムは政府公認だけあって品質の確かそうなものが多かった。ただし定価売りとのことで割引はなし。面白いものを求めてる人には向かないかもしれないね。

ということで7日目は終わり。

インド・タイ旅行6日目

6日目はアムリトサル滞在。

バラナシから移動すること24時間。24時間ってつらいかなーと思ったらそうでもなかった。リキーシャで駅からLucky Guest Houseまで移動、30Rs也。ゲストハウスは650Rsで値段相応だが、ゴールデンテンプルまで歩いて5分もしないので便利。
シク教の聖地でもあるゴールデンテンプルは、ご多分に洩れず聖地らしい雰囲気をまとった寺院だった。バラナシやアグラとはうって変わって外国人の観光客が少なく、日陰で座り込んで写真を撮ってるとちらちら見られたり話しかけられたりした。


ゴールデンテンプル

ゴールデンテンプル内には異教徒も入れるとのことだったが、暑かったのと(40度超え)雰囲気が入る気にさせなかったので一周するだけでやめることにした。
それにしても暑かった!寺院内は裸足で歩くことになってるんだけど、地面が熱くまともに歩けない状態になっていた。
寺院観光以外は特にやることがなかったので大虐殺の現場となったジャリヤーンワーラー庭園へ向かった。といっても、本当に公園程度の場所で、大虐殺の資料は少し展示してあるだけだった。


クロージングセレモニー

公園に向かう途中、客引きに声をかけられてパキスタンとの国境で行われるクロージングセレモニーに参加することに、95Rs也。国境まではすし詰め状態のSUVで50分位だったかな。いやいや、本当にすし詰めすぎて面白かった(フロントシートに4人、運転席に二人座っててすごいことになってる。)。
国境ではアムリトサルで知り合った日本人のホシさんと旅の話をしながら、だらだらとセレモニーを眺めたわけだけど、セレモニーは開始して数十分はインド人の旗ふりとダンスだけといううんざりする内容だった。
ハッキリ言って来たのを後悔したくらいつまらない内容だったけど、それは前フリ?で実際のセレモニーが始まってみるとなかなか面白かった。両国の兵士が威厳高々に国境まで歩き国旗降納を行う。この時これでもかってくらい足音を出して歩くんだけど、それがポパイのような歩き方で面白いんだな。


インド人兵士

自分の後ろに立っていた人で、セレモニーに参加してる人は2mオーバーな体格に派手な格好してた。同じ人間かと、、、、


夜のアムリトサル

クロージングセレモニーを終えて夕食をとり9時過ぎにゲストハウスに戻った。たまたまゲストハウス前を通りかかったホシさんに声をかけて、夜のゴールデンテンプルへ行くことになるも、おなかの調子が悪くなり急いでゲストハウスに戻ることに、、、、ホシさん申し訳ない!

ということで6日目は終わり。

インド・タイ旅行5日目

5日目はバラナシからアムリトサルへの移動日。
朝日をボートから眺めるため6時にガンジス川へ。やはりボートの漕ぎ手から声がかかり1時間250Rsとのこと。相場よりは高いとは思いつつも移動日だったので交渉なしで契約。(今ネットで調べたら二倍くらいとられてることがわかった。。Orz)


ボートから眺めるガート

やはりボートから眺めるガートはよかった。ガートを歩いてるとウザイ客引きがおおくてうんざりするが、ボートからだとそれがなく信心深い人達の沐浴をゆっくり眺められる。
その後、荷物をまとめ駅に向かい9時半発のアムリトサル行きへの電車に乗った。もちろん、この電車も発車予定時間から30分ほど遅れたが、その間韓国の子とインド旅行について話していたのでそれほど苦でもなかった。


電車からの眺め

扉はロックされていないので、電車が停止していなくても扉を開けて外を眺めることができる。それにしても線路は汚い。ゴミの投げすて、トイレはボットン形式で線路上に排出されるのでとにかく汚い。


寝台車(2段ベッド、A/C)

通路側と部屋側に別れてて下は他の人も勝手に座ってくるのでやめた方がよさそう。通路側はカーテンさえ閉めれば個室になるから、一人旅でゆっくりしたい人向けだと思う。自分は今回の旅を通してずっと通路側上(side upper)だったので快適だった。

車内販売で買った焼きそばとポテチをぼりぼり食べつつ日記を書いて、5日目は終わった。