3日目はバラナシ滞在。

起きてみると寝ぼけつつも車掌にチェックしてもらった乗車券を握っていた。到着まで1時間弱だけど時間通りに着く訳も無いのでそのまま二度寝することにした。案の定、予定より1時間遅れの11時過ぎに到着した。
バラナシジャンクションに降りて出迎えてくれたのは、むせ返るような匂いと暑さ。そして人、人、人。とにかく人がいっぱい。おまけにホームが崩れたり、工事中だったりで足下も危ない。駅構内なのに客引きを断りつつ、Ganpatiゲストハウスの迎えの人にゲストハウスまで届けてもらうことに。
迎えに来た人が、ゲストハウスへ行く道すがらどれだけ熱意を持ってお客に楽しんでもらいたいか話してくれた。ゲストハウスに着いたのになぜか中まで連れて行かず、2時間後に迎えにくるから町をまわろうと言い出すじゃない。ゲストハウスの迎えの人なのに、もう胡散臭いでしょ この時点でw
このゲストハウス、二日以上泊まるとただで出迎えてくれるんだけど、このタダの部分を業者に委託して売り込みの時間にしてる模様。。。。Orz


昼飯

もう、うざすぎるので待ち合わせの時間は無視してシャワーを浴びて昼飯を食べて待ったりした。


ゲストハウス屋上にあるレストランからの眺め(ガンジス川

バラナシ滞在の憩いの場所となったレストラン。


一通り休んだ後、町をまわるため外に出たんだけど、魔境って言葉がぴったりの町だね。人が横に三人並べばいっぱいいっぱいの路地に牛と野良犬。そして怪しいヒンドゥ教の祠が点在し、修行者が俺をねめつける。怪しいインド人にはチョコいかがー。マリワナもアルヨーなんて言われちゃう。曲がり角を曲がってみればまた曲がり角みたいな。
路地の隅には大量のゴミ。そして田舎のトイレにいるかと思うような匂い。道の両脇を占拠する自動小銃を持った軍人達。日本のタバコ屋を思わせるような小さなお店に並ぶ怪しいがらくた。狭い路地を走り去って行くバイク。ぶつかる瞬間に股間を触っていくオカマ。もうね、本当魔境なんだよ。いやいや、来てよかった。もうどこも行かないで、ぶらぶら歩いてるだけでいい気がしてきた。それくらい面白い。


ダシャシュワメドガートへ続く道

路地を出て川沿いのガートを歩いてると、マッサージやボートを勧めてくる客引きが多数。なんてウザイ町なのよと。。。。でもそれも面白いのがこの町なんだと、しばらく歩いて気づく。本当に面白い。


プージャの儀式

その後この町の名物プージャの儀式を見てGanpatiのレストランで飯食べて一日を終えた。プージャはすごい興味深い儀式だけど、裏路地の面白さを考えたらそれほど書きたいことじゃないかな。


夜のミーアガート

夜の路地は危険そうなのでガート伝いに帰宅。Ganpatiはここ登ってすぐなのでそれほど怖くはないかも。
ということで3日目は終わり。