インド・タイ旅行4日目

4日目は引き続きバラナシ滞在。


リキーシャのおじさん

午前中は仏陀が初めて説法をした場所、サルナートを観光した。オートリキーシャで往復320Rs也。プチチャーターでこの価格、高いとみるか安いとみるか、、、、よくわからない。でも交渉後かなりブーたれたのでそれほどぼったくられてないのかもしれない。


サナルートのストゥーパ

ガイドブックにもあるけどそれほど特筆するものはなかったかな。ストゥーパの横にあるジャイナ教の寺がやや面白かった。
お布施を10Rsほどしたせいか、そこの受付の人(修行者?)にいろいろな修行方法があることを説明してもらった。髪の毛をはさみを使わずに手で抜く修行、ずっと裸で居続ける修行、道具を使わずに食べ物を摂る修行等々。単なる変態にしか思えないんだけど修行らしい。
ジャイナ教は日本で知られていないのでまったく知識が無かったけど、聞いてみるとヒンドゥ教の修行方法+仏教的な教えを持ってるように思えたな。写真を見せてもらったんだけど、その人のグルがダライラマに祝福を授けていることからも関係はあるみたい。
その後日本寺を巡ってGanpatiに帰宅し、一休憩。日中の気温が40度近いので休憩なしだと熱中症になりそう。1時間ほどクーラーのある部屋でゆっくりしたあと火葬場と町めぐり。


ウシー!

インドではどこでも牛を見かける。
ブラ―っとしてたら例の初日にあったガイドに会ってしまい、結局、なんだかんだ言いつつもお土産やに連れて行かれる羽目になった。店のオーナーは日本人の妻がいるらしく日本語はペラペラで、愛想がいいといえばいい。
最初にシルクなど見せられるも数千ルピーとか言われる。いやいやムリだから、こんな品質の悪いシルクを何か月かけて作ってるのかしらないけど買う気が起きるわけがない。正直、インドの民族衣装っぽい服は全然興味ないので全部パスし麻の服を見せてもらう。押し問答の後結局530Rsで購入したが、これは日本人価格で実際は200-300Rsな予感がした。
たかだか千円ちょっとなので安いといえば安いんだが、無駄という意味で今回の旅行で一番高い買い物になったかな。この買い物で思ったことは、やはりこういうところで妥協しちゃだめなんだよね。不要なものを不要と言って断り、どんな値段でも買わないようにしないと、日本人相手に不正な利益を得ようとするロクデナシに儲けさせることになっちゃうからね。ましてや、あとからくる日本人にも迷惑をかけかねない。
それにしても、よくこんな奴に日本人の妻ができたものだなと感心した。その仕事内容は同郷の人間から金をかすめ取るようなもので、魅力がこれっぽっちも感じられない男なんだが。(外国人に特化し、詐欺みたいなことをやっている人間に魅力を感じるだろうか?)
まぁ、喋りがうまいからそこに惹かれたのかもしれない。それとも、このユルイ感じが魅力なのか。これ以上は独身男の僻みにしか聞こえないのでやめるとする。


ガンジス川の眺め(夜)

夜は屋上レストランからプージャを眺め、その日の出来事を考えつつ終えた。

3日目はバラナシ滞在。

起きてみると寝ぼけつつも車掌にチェックしてもらった乗車券を握っていた。到着まで1時間弱だけど時間通りに着く訳も無いのでそのまま二度寝することにした。案の定、予定より1時間遅れの11時過ぎに到着した。
バラナシジャンクションに降りて出迎えてくれたのは、むせ返るような匂いと暑さ。そして人、人、人。とにかく人がいっぱい。おまけにホームが崩れたり、工事中だったりで足下も危ない。駅構内なのに客引きを断りつつ、Ganpatiゲストハウスの迎えの人にゲストハウスまで届けてもらうことに。
迎えに来た人が、ゲストハウスへ行く道すがらどれだけ熱意を持ってお客に楽しんでもらいたいか話してくれた。ゲストハウスに着いたのになぜか中まで連れて行かず、2時間後に迎えにくるから町をまわろうと言い出すじゃない。ゲストハウスの迎えの人なのに、もう胡散臭いでしょ この時点でw
このゲストハウス、二日以上泊まるとただで出迎えてくれるんだけど、このタダの部分を業者に委託して売り込みの時間にしてる模様。。。。Orz


昼飯

もう、うざすぎるので待ち合わせの時間は無視してシャワーを浴びて昼飯を食べて待ったりした。


ゲストハウス屋上にあるレストランからの眺め(ガンジス川

バラナシ滞在の憩いの場所となったレストラン。


一通り休んだ後、町をまわるため外に出たんだけど、魔境って言葉がぴったりの町だね。人が横に三人並べばいっぱいいっぱいの路地に牛と野良犬。そして怪しいヒンドゥ教の祠が点在し、修行者が俺をねめつける。怪しいインド人にはチョコいかがー。マリワナもアルヨーなんて言われちゃう。曲がり角を曲がってみればまた曲がり角みたいな。
路地の隅には大量のゴミ。そして田舎のトイレにいるかと思うような匂い。道の両脇を占拠する自動小銃を持った軍人達。日本のタバコ屋を思わせるような小さなお店に並ぶ怪しいがらくた。狭い路地を走り去って行くバイク。ぶつかる瞬間に股間を触っていくオカマ。もうね、本当魔境なんだよ。いやいや、来てよかった。もうどこも行かないで、ぶらぶら歩いてるだけでいい気がしてきた。それくらい面白い。


ダシャシュワメドガートへ続く道

路地を出て川沿いのガートを歩いてると、マッサージやボートを勧めてくる客引きが多数。なんてウザイ町なのよと。。。。でもそれも面白いのがこの町なんだと、しばらく歩いて気づく。本当に面白い。


プージャの儀式

その後この町の名物プージャの儀式を見てGanpatiのレストランで飯食べて一日を終えた。プージャはすごい興味深い儀式だけど、裏路地の面白さを考えたらそれほど書きたいことじゃないかな。


夜のミーアガート

夜の路地は危険そうなのでガート伝いに帰宅。Ganpatiはここ登ってすぐなのでそれほど怖くはないかも。
ということで3日目は終わり。

インド・タイ旅行1−2日目

1−2日目は移動とアグラ観光
羽田から香港経由でニューデリー空港へ。香港の乗り継ぎでは6時間待ち、格安チケットならではの乗り継ぎだな。香港空港は無線LANと無料電源が常設されてるのでノートPCさえあれば6時間でも余裕だったけどね。
ニューデリー空港に到着したのは深夜23時。ここから町へ出るタクシーはツーリストオフィスに連れて行かれ高いツアーを組まされる等危険いっぱいらしいので、電車の乗車時間ギリギリまで待ってプリペイドタクシーでニューデリー駅へ移動した。このプリペイドタクシー、信号無視するは居眠り運転するはで違う意味で危険だった。
結局、問題なく駅へ送ってくれたけど、Are you OK?と何度聞いたことか、、(ちなみにタクシー代は350Rs位だったかな。高いけど安全のためだと思うしかない。。)
そして駅についてびっくり、首都の名前を冠する駅なのにものすごい汚い!どっかの工場よりも汚い。日本人だったら想像できないレベル。入り口の広場には人が大量に寝てるし、構内でも寝てるしで、、、、これ、どこのブログにもかいてあるけど、本当に見てみるとかなり驚くね。
おまけにガイドブックに書いてある通り詐欺師が話しかけてくるんだよね。このチケットは使えないから外にあるツーリストオフィスで換えてもらえとか、ほんと面白い。でもこれに騙される人もいるからこそ深夜でもがんばるんだろうね。ま、詐欺師を華麗に無視して、シャータブティー列車に乗ること2時間弱、1日目(二日目?)の目的地アグラへ着いた。言うまでもなく到着時間は数十分遅れた。


アグラ駅出てすぐリキーシャが猛烈な威勢で声をかけてきた。

そのうちのヒトリがそのリキーシャに対するありがとう手帳?を見せてきて、1日950Rsの貸し切り契約をした。後々これが高いことを知ったんだけど、いい勉強になった。といっても、その日のうちに移動するから荷物の管理やら違う駅への移動やらを考えると、まぁいいのかもしれない。。いや高いんだけど。。いいのかもしれないと。。。


で、一日かけてまわった四カ所と感想は以下の通り。

  • タージマハル:人が多いだけで、近寄ってみるとそれほど奇麗でもないし精巧な加工が施されているわけでもない。
  • アグラ城:ただ大きいだけの微妙な城。
  • ベビータージ:タージマハルより古く、建築構成はその元になってる建物。人が少なく、一番見応えがあった。大理石の使い方はタージマハルより良かったと思う。
  • マターブ・バーグ:タージマハルの裏、川を挟んで眺める場所なんだけど、ここも人が少なくて良かった。たぶん、タージマハルに入るよりこの場所から眺めるほうがいいかもしれない。


タージマハル

はっきり言って、タージマハルのがっかり度は半端じゃない。ベビータージの方がいいと思う、コジンマリしてるけどね。言うまでもないけど、エセガイド、詐欺師はいっぱいだった。タージマハル横では、写真ポイントを教えてくれる人がいて胡散臭いなぁとは思ったけど、やはり最終的にお金を要求された。たかだかいい場所を教えるだけで50Rsもせびってくるんだから。結局最初に渡した10Rsだけで黙らせたけど、これもがっかり度に貢献してるのかもしれない。


ベビータージ

ベビータージであった日本人のテツ君はタージマハルの南口の商店で軟禁状態(子供が誘い込み、子供が扉を塞いで買うまで出させない)になり強制的に物を買わされたらしい。自分は、リキーシャが絶対買うなと忠告してくれたので全部無視したけど、やはり引き込まれたらかなりウザイんだろうね。日本円にしたら千円位の物を進められるわけだから、最終的に妥協しちゃう人もいて商売として成り立ってるんだろうね。。。


マターブ・バーグ

タージマハル裏を眺める場所(庭園)では、乞食の子供達に囲まれお金をせがまれたわけだけど、横に居た庭園作業者曰く親が居ないその日暮らしの子供なんだとか。すごいグルっぽい匂いがする上に10Rs上げたところでナンにもならないので、それを説いて無視し続けた。結局この場所はいい景色だったけど、台無しにされた感があったかな。


イードガー駅

4カ所見終えた時点で電車の出発にはまだまだ時間があったけど、多少なりとも期待していた遺跡にがっかりしてたのでイードガー駅で4時間まつことにした。
この待ち時間の間にもいろいろな人が話しかけてくる話しかけてくる、、、、初日からなんでこんなうっざい目に合ねばならんのだと何度心の中で思ったことかw。胡散臭い人は大抵英語か日本語が堪能なんだよね。
革製の靴底だから試さないか?と言ってきたり(ボロボロで見るからに使い古し)。『大学生で暇なんだ、話そう』と言いつつ、横に座って死角から手を伸ばしてきたり(これは二人組で1人が会話で注意を引いて、もうヒトリが気さくに横に座って手を伸ばしてくる方法だった)。弁護士アシスタントで、孤児院のお手伝いをしてて外国のお金を見せたいんだけどくれない?とか。(日本円の札をクレと言ってきてうざかったが、微妙に信憑性もあったので1ドル札やって去らせた)
1人だけ英語も日本語もだめだけど、小学生レベルの英語で一生懸命アグラを愛してることを力説する人が居た。その人だけが唯一安心して話せる人だったのが悲しいな。
ほかには話しかけないけど目と鼻の先に立って、または座って見続ける人がいたり、外人なんて結構いる町なんだから珍しいはずない。カースト制度がその根底にあるのかなと思ったりもしたけど、実際のところはどうなんだろう?外人ってカースト制度的には最下層に分類されるんだっけ。
ま、なんだかんだあったけど、30分ぐらい遅れて夜9時に着いた寝台電車に乗り込み、布団に包まり10分と経たないうちに寝ていた。

今年のGW

有給4日間ほど足してインドに6日間、タイに3日間ほど行ってきました。

簡単な感想を言うと、
インドはめちゃくちゃ汚く、人はとにかくウザイがそこに味がある。
タイは過ごしやすいいい国だった、というかSPA漬けの日々だった(男の俺がどうなのよって感じではあるがw)。


まだまだ、写真とかまとめていないんで後ほどアップしますね。

無事です

無事です。会社から歩いて7時間30分かかって家に着いた。帰ってくる途中も、車の事故やガラスが割れてるのを見ました。
つらい時期かもしれないけど、歯を食いしばって耐えてがんばれば日本は必ず元通りになる。そう信じてます。うちの田舎は福島の宮城よりのほうで壊滅状態かと思ったけど、大丈夫だったようです。

常念岳

ここ数年、夏はアルプスのどこかの山に行っていたが、今年は昨年と同様北アルプス、それも合戦尾根から入るコースを通って常念岳を登ってきた。

1日目は昨年と同様、大天井岳のテント場でお泊まり。
北アルプス

北アルプス
夜は澄んだ空気と静かなそよ風の中、月光に照らされた雲上の世界がとても良かった。雷が遠くに走る不思議な世界。


大天井岳
本当に静かな世界。



2日目は昨年とは別ルートの常念岳を回るコースへ。
常念岳

本当は蝶ヶ岳ヒュッテに泊まる予定だったけど、1日目と同様午後の天気が悪く、昨年と同様横尾におりた。


梓川
横尾はね、人が多いんだけど、深夜の静けさとその中に浮き上がる奇麗な梓川は悪くなかった。いや、良かった、深夜だけw

今回は日中天気が悪く景色は良くなかったけど、早めにテント場で休んで、小説読みながらウトウトしつつも深夜に起きては写真を撮り、その世界に感嘆するなんていう山行ができたので良かったかもしれない。

いやぁ ヤマは本当にいいよ。

釜伏峠

実は最初に行ってからだいぶたつけど、釜伏峠に2ヶ月位前から行っている。去年は白石峠と二本木峠を回るコースを週末に走っていたけど、白石峠と釜伏峠の方が距離は短いが傾斜がきついのでいいトレーニングになると思っている。

斜度は見てもらえば分かると思うけど、かなーーーりきつい。途中緩い箇所がなかったら二度と行かないだろうなというような坂道。最初の坂の勾配はどれくらいだろう、8−18%くらい? 次の勾配が12%位が永遠と続く感じかな?
とにかくきつい勾配の坂だけど、人や車が少なくつづら折りになる箇所がすくない上り心地の良い坂だとおもう。